schenkの音楽ブログ

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#3 Whitesnake ホワイトスネイク ~ハードロックの王者~ #Whitesnake

#3 Whitesnakeホワイトスネイク

Deep Purpleで大活躍したDavid Coverdale率いるスーパーバンド。

1976年にソロバンドとして活動をはじめ、その後グループバンドとなったとか。

初期のブルースロック的なアルバムや、名曲「Fool For Your Loving」を含んだ『Ready an' Willing』(1980)や「Here I Go Again」収録の『Saint & Sinners』(1982)も良いですが、『Slide It In』(1984)辺りからのWhitesnaakeはもう完成されていました。この辺りからアメリカ市場も意識し始めたようで、イギリス版とアメリカ版では収録順やメンバーの差し替えもあったとか。

私の大好きなギターヒーロー、元Thin LizzyJohn Sykes (Gt.)が加入します。

そして1987年、伝説のアルバムWhitesnake / 1987邦題:白蛇の紋章~サーペンス・アルバス (1987)がリリースされます。

過去のアルバムに収録された曲がいくつかセルフ・カバーとして収録されました。特に「Here I Go Again」は最高ではないでしょうか。このギターソロ、どんなセンスを持っていたらあのメロディを弾けるのでしょうか。。。あれほど短くコンパクトかつシンプルで心が動くギターソロは他にないでしょう。このアルバムは「Still of the Night」「Bad Boys」「Is This Love」などの名曲尽くし。

このアルバムのリリース後からAdrian Vandenberg (Gt.)やVivian Cambell (Gt.)などのギターヒーローが加入し、Rudy Sarzo (Ba.)が加入、Tommy Aldridge (Dr.)の再加入など経て、スーパーバンドへと化しました。

残念ながらJohn Sykesなど元々いたメンバーは抜けてしまいますが。。。

その後Vivian Cambellは抜け、Adrian Vandenbergの怪我もあって、なんとあの巧の変態Steve Vai (Gt.)が加入し名盤Slip of the Tongue(1989)をリリースします。

このアルバムはカッコいいのはもちろん、本当に面白い。うねる様なSteve Vaiのギターフレーズが意外にもDavid Coverdaleの歌声とマッチしていて。。。天才たちは何でもこなしちゃいますね。これまたセルフカバーの「Fool for Your Loving」のギターソロなんかめちゃくちゃ好きです。あとは「Now You’re Gone」「The Deeper the Love」この2曲、本当に好きです。Adrian Vandenbergが書いた「Siling Ships」のクラシックギターパートが好きで、私も良くカバーしたものです。

1990年のモンスターズ・オブ・ロックを収めたLive at Donington 1990このライブDVDは私も持っていてよく観ますが最高のパフォーマンスだと思います!なんといってもSteve VaiAdrian Vandenbergの二人が同じステージでギターを弾いているのですから。ファンにはもうたまりません。。。

その後解散~再結成を経て、これまた私のギターヒーローDoug Aldrich (Gt.)とReb Beach (Gt.)を迎えてGood to Be Bad(2008)、Forevermore(2011)をリリース。毎度そうなのですが、スーパーギタリストをツインギターで迎えてしまうなんて、このバンドに死角無しです。

私個人的にはForevermoreのアルバムは超お気に入りです。歪みすぎってくらいのDougのギターとドロップチューニングがDavid Coverdaleの太い歌声と合わさって迫力満点だと思います。1曲1曲もしっかりしていて、最後まで聴き飽きることはないです。このアルバムを引っさげた来日公演は観に行きました。目の前にDavid CoverdaleDoug Aldrichがいて大興奮でしたね。

2013年リリースのライブビデオ『Made in Japan -Live at Loud Park 11-』は私も持っていますが、是非観ていただきたいし、聴いてもらいたいです。この頃のWhitesnakeの全てが詰まっています。最高の映像と音源だと思います。

その後、ギターのDougが脱退して、元Night RangerJoel Hoekstra (Gt.)が加入します。どんだけスーパーギタリストが加入するのでしょうか。。。

2019年に8年ぶりのアルバム『Flesh & Blood』をリリースしたり、今も精力的に活動をしています。

近年のライブ映像を見ると、少々David Coverdaleの声が出なくなってきていますが、そんなの関係ありません。数々の壁を越えてきた白蛇ですから。数々のメンバーチェンジを乗り越え、どんな環境に立たされようとも、彼らは自分たちの音楽を作り上げてしまいますから。

また来日した時には観に行きたいですね。